自分で点検する仮説リスト

なぜなら私は、
そういう人だから

「もっと良い方法があるなら提案しなければならない」——こうした〈〜すべき〉の奥には、たいてい「なぜなら私は、相手の最善を考える人だから」という自己定義があります。ここでは、その自己定義のほうを70個並べました。当てはまるものにチェックを付けていってください。

読むときの向き 〈私は◯◯な人だ〉が先にあって、〈だから◯◯すべき〉が後から出てくる
これはすべて仮説です。肯定的な自己定義も、制限になりやすい自己定義も、区別せずに並べています。高い理想や誠実さが、そのまま自己否定から生まれているとは限りません。当てはまらない項目は、そのまま置いていってください。
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チェックした数
チェックした数だけ、画面の下にシャボン玉がたまります。数の多さは問題の大きさではありません。1つ気づけば十分です。

価値提供・報酬

「私は与える人」「私は役に立つ人」という自己定義が、受け取ることと対立していないか。

最善・理想・完成度

「問題を発見できる人」から「発見した問題はすべて解決すべき」へ、役割が広がっていないか。

誠実さ・倫理観

言葉の正確さを大切にすること自体は健全です。問題になるのは、日常的な表現の幅まで「不誠実」と判定してしまうときだけ。

責任・境界線

「気づく能力」と「解決する義務」は別のものです。

能力・実力・自己評価

「私には簡単」は「誰にでも簡単」ではありません。当たり前にできることほど、価値を低く見積もりがちです。

お金・成功・豊かさ

存在レベル(より深い仮説)

ここはいちばん深い仮説です。当てはまらないほうが自然なことも多いので、無理に拾わないでください。

まず確かめたい6つ

01
私は、相手の最善を考える人

十分に良い提案でも、より良い選択肢を探し続ける

02
私は、問題に気づいてしまう人

気づいた問題を自分の責任として引き受ける

03
私は、誠実でなければならない人

営業表現や価格提示に過剰な慎重さが生まれる

04
私は、人に価値を与える人

受け取ることより提供することを優先する

05
私は、全体を整える人

依頼された範囲を超えて事業全体を考える

06
私は、まだ十分ではない人

準備や実績が足りないと感じ、販売を先延ばしにする

強みが制約に変わるところ

「私は価値がない」という自己否定より、「私は、誠実で、最善を考え、相手のために尽くす人間である」という肯定的な自己イメージのほうが強い、ということがあります。それ自体は強みです。
ただしそこに 「常に」「必ず」「最後まで」「自分が」 という条件が付くと、強みが制約に変わります。条件だけを外すと、こうなります。

向きを変える一文 「私はどんな人間であるべきか」から、
「私はどんな人間であることも選べる」へ。